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2011年04月19日

南三陸町 訪問報告1

15日の金曜日夜に東京を出て、17日の夜までの行程で南三陸町に行ってきました。
訪問の目的は、
・MAREの活動でお世話になっている南三陸町自然環境活用センターの方々と会うこと
・MAREの授業をした戸倉小学校と伊里前小学校の子どもたちに、可能であれば会うこと
・それと同時に、不足しているものを物資として積み込んで渡すということ
でした。
2日間で感じたこと、気づいたこと、こうしようと思っていることなど記して行こうと思いますが、まずはどんなところに行ったのかの写真だけをアップします。

津波に襲われた地域にはいっていくところ。
バスの中からの写真、様子が一変しました。
南三陸町 訪問報告1


3年続けてMAREの授業をした戸倉小学校。
屋上まで波をかぶったそうです。子どもたちや先生はご無事だったそうで、どういう避難があったのかはあらためて書きます。
南三陸町 訪問報告1


活動で大変お世話になっている、南三陸町自然環境活用センター。
2階に引っ掛かっていたトラックは、この日の朝自衛隊にて撤去していただけたようです。
南三陸町 訪問報告1


センターの2階、講義室。
南三陸町 訪問報告1


センターの裏の海に車がひっくり返っていました。
南三陸町 訪問報告1


そして、伊里前小学校。高台にあるのですが、そこの1階までは津波が来たということでした。学校1階の膝ぐらいまでは水が来て、冷蔵庫がひっくり返ったと先生がおっしゃってました。
南三陸町 訪問報告1



報道などで、町がどうなっているかわかっていたつもりでしたけれど、何もなくなってしまっている状景にはただただ驚くばかりでした。
自分の目で見て、実際にその場を歩いて、津波の威力のすざまじさ、人間の力など自然の中ではちっぽけなものなのだとあらためて感じさせられました。

小学校やセンターを見たときには、何とも言えない悲しさが湧きあがりました。
戸倉小学校の麻生川校長先生、教育委員会の斎藤先生(戸倉小学校の前教頭先生)、センターの阿部靖さん、太齋さん、MAREリーダーの鈴木卓也さん、伊里前小学校の阿部正人先生、知っている方々の顔を見れた時にはグッとくるものがありました。
これもまた書きますが、授業をした4年生の子どもたちと一緒に過ごした時間、みんなの笑顔がはじけた時間はとても楽しい瞬間でした。

自然には力では及ばないけれど、人にはこの"感情"という素晴らしい力がある。
感情は、自分を能動的に動かす力に変わる。
このところを大事にすることが重要かなと、組長は思いました。


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